Teevolution Terra PRO 実機レビュー:みんなが求めた現代版G703?

Teevolution Terra Pro マウス

中国発のゲーミングデバイスブランドTeevolutionが販売するTerra PROをレビューします。
先日幕張メッセで行われたTGSにも出展しており、実際に目で見て触れて、その場で購入を決めたマウスです。

超超超簡潔に言うと、Logicoolの名作マウス、G703とほぼ同形状で49gの軽量設計、最新レベルのセンサー等を搭載した(個人的には)理想のマウスです。

はじめに:Teevolution とは

Teevolutionは中国発のゲーミングデバイスブランドです。
これまでにマウスやマウスパッドを何種類かリリースしています。
中でも最も認知されているのは今回紹介するTerra proだと思います。
現在も精力的に製品開発を進めており、TGSでは開発中の2種のマウス、「KIRA」「LEVA」が展示されていました。
また、マウスパッドメーカーのTENTA-Xと共同開発でシリコンベースで表面に布が貼られたハイブリッドなマウスパッドも開発中だったりと今アツいメーカーです。

スペック

項目詳細
価格13,800円~17,800円(日本代理店Rabbit0ストアにて)
※8Kドングルの有無やカラバリにより変動
重量49g
センサーPixArt PAW3950
ポーリングレート最大8,000Hz
サイズ124.7 × 68.7 × 42.6mm
バッテリー容量250mAh
接続方式2.4GHzワイヤレス接続、Bluetooth、有線

外観・形状

完全にLogicoolのG703です。
手に馴染みます。
G703を触ったことがある人はそれを思い浮かべてください。
わからない人は家電量販店に行ってみてください。G703は高確率で展示されているので触れます。

形状だけじゃなくサイズ感もほぼ同じです。
大きめサイズなので手の小さい人や女性には向かない可能性があります。

と、G703ありきの説明ばかりになってしまいましたが、左右非対称の右手用マウスでいわゆるエルゴノミクス形状と呼ばれるものです。
手を載せた時に手に自然と添うような形状になっています。
他のマウスだと指先や手のひらなど、部分部分でマウスを保持するようなものが多いですがTerraは手のひら全体がマウスに触れるので安定感が段違いです。

マウスの高さがあるので親指や小指がマウスパッドに触れることもなく、エイム時のノイズになりにくいです。

持ち方として向いているのはかぶせ持ちか、つかみ持ちです。つまみ持ちには不向きでしょう。

コーティングはサラサラすぎず、ほんのわずかにしっとり感があります。
汗ばむ人も、逆に乾燥している人もどちらもグリップしてくれるはずです。

各部位紹介

メインボタン

プリトラベル(押し始めてからクリック判定されるまで=遊び)と、ポストトラベル(クリックされた点からさらに底まで)は平均的。癖はなく万人に受け入れられると思います。
押し心地は気になるほどじゃありませんがほんのりと重めなのでしっかりとした感触です。

サイドボタン

見てわかる通りサイズが大きいです。
ここもG703準拠。これだけ大きいので操作ミスもしにくいです。
メインボタンでは感じませんでしたが、サイドボタンに関しては押すと若干クリック音に「空間っぽさ」を感じます。
特別気になるほどではありませんけどね。

大きめで押しやすいサイドボタン

ホイール

ホイールは回し心地は柔らかめ。音もかなり静かです。
軽く回るので、戦闘中など慌ただしい操作の中でホイールクリックしたときはもしかすると上や下に誤スクロールしてしまう人もいるかもしれません。

ホイール自体は滑りにくい素材+深めの溝でしっかりグリップしてくれます。
横方向へのグラつきやブレもなく良い感じ。

裏面(ソール)

裏面は半透明素材です。
DPI変更ボタンと接続方式の変更スイッチがあります。
センサー位置はほぼ真ん中あたりでしょうか。

ソールは写真のような形状。
表面につぶつぶがある珍しいソールがついています。

上部ソールガイドは幅8mmほど。
下部ソールガイドは幅7mmです。
汎用の丸形ソールを使う場合は7mm以下のものを選びましょう。

珍しいつぶつぶのソール

ドングル

今回購入したのは8Kドングルつきのものです。
8Kドングルを使用することでポーリングレート最大8000hzまで使用できます。
また8Kドングルは液晶付きで、マウスに設定されている各種情報が一目で確認できます。
便利ですし、表示も綺麗です。
デスクに置いて雰囲気の邪魔をしないという点も大事。

ちなみに8Kドングルは接続してすぐに使えるわけではなく、自分でペアリング作業を行う必要があります。
ペアリング方法は公式HPのFAQに動画つきであるので迷ったら確認をオススメ。

ドングルカラーは本体カラーに合わせたもの

ソフトウェア

マウスの各種設定はダウンロード不要のWEBドライバーで行います。
日本語対応しており、UIも特別困るような点もなく、わかりやすいです。

多くのマウスとほぼ同様の設定項目です。
センサー角度調整機能はない模様。
個人差はあると思いますが、エルゴマウスはマウスが若干斜めになるような持ち方になりがちなのでセンサー角度調整があるとより良いなと思いました。

実際に使ってみて

往年の名作形状なのでそりゃもう最高。
ガシッと掴む感じで、安定感抜群です。
私は初めてのゲーミングマウスがG703hだったのもあって、この形状に特別思い入れや愛があるのかもしれません。

ただ、サイズ感でいえば大き目の部類で、手の小さい方にとっては「ちょっとデカイなぁ」と感じる可能性はあります。
同形状でもう一回り小さなモデルなんかが出たら嬉しいですね。

肝心の接続安定性や遅延など気になる不備などはもちろんありません。

気になった点

全体的に好印象ですが、気になった点がないわけでもないです。

1つ目:バッテリー容量

まず1つ目はバッテリー容量。
250mAhなので高ポーリングレートで使用すると結構なスピードでバッテリーが減っていきます。
サイズが大きいマウスなのでバッテリー容量も大きそうなイメージが先行しますが、そんなことはないです。
軽量化はバッテリー容量が大きく関係するので致し方なしではあります。
ドングルに常時バッテリー残量が表示されるので、不意にバッテリーが切れて困る ということは恐らくないと思いますが、充電にはお気をつけて。

2つ目:サイドボタンの空間音

2つ目はサイドボタンの空間音
「サイドボタン」の項目でも述べていますが、手前側のサイドボタンを押すと響くような空間チックな音がします。
また、他のボタンは全て「カチッ」と歯切れのいい音がしますが、手前側のサイドボタンのみ「カカチッ」と少し変わった音がすることがあります。
個体差の可能性もありますがここは少し気になりました。
とはいえクリックはきちんと認識してくれてますし、性能面では問題ないです。
仮に全ての個体がこうだったとしてもそれを指摘するのは私たちのような一部のデバイスオタクたちだけでしょう。それくらい些細なものです。

総評

非常にいいマウスだと思います。

・G703hを忠実に再現した手になじむエルゴ形状
・サイズに対して軽量な49g
・フラッグシップ級のセンサー類
・機能性と見た目もいい8kドングル

それが17,800円ほどで購入できるという点まで含めて魅力的。

大きなサイズ っていうのもいいですね。
小さなマウスを探すよりも手が大きい人向けのマウスを探すほうが大変だと個人的には思ってます。
そんな人を救済するマウスでもあります。
過去にG703クローンと噂され発売されたSprime PM1は実際には形状に大きな差異があったうえに、8Kドングルがいつまでたっても発売されなかったりと、あまり人にお薦めできるものではありませんでしたがTerra PROならオススメできます。

大きめエルゴマウスを探してる人は一度購入してみてもいいかもしれません。

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