Darmoshark KT68 MAX 8K 実機レビュー:コスパ最強メーカーの磁気キーボードは如何に

Darmoshark KT68MAX キーボード

私が大好きなブランド、Damoshark。
マウスはそれなりに購入しましたし、メーカー様から提供いただく機会もあってかなりの数を触ってきましたが、実はキーボードはまだ購入したことがありませんでした。
というのも、Darmosharkの磁気キーボードのラインナップってファンクションキーなしのモデルのみで、ファンクションキーヘビーユーザーの私的にはあまり気が乗らなかったんです。

ですが最近はファンクションキーなしのキーボードに抵抗もなくなったので、今回レビューするKT68 MAXを購入してみた次第です。

スペック

項目スペック備考
配列英字配列のみ
68キー
サイズ横幅311mm
縦幅110mm
ポーリングレート最大8,000Hz (8K)
スイッチRAESHA 磁気スイッチ(リニア)
アクチュエーション0.1mm 〜 4.0mm(0.1mm刻み)
重量1.2㎏
価格12,400円2026年4月時点
公式サイトにて

外観

まず一言。かっこいいです。
シンプルだけど派手、派手なのにシンプル。

ケースはアルミ製。表面はパウダー塗装がされており、かすかにざらついた質感です。
また、うっすらとラメが散りばめられており、光の当たり方でキラキラと輝きます。
この手の塗装は傷に強いうえに見た目もいいのでとても好みです。

持ってみるとアルミケースらしいずっしりとした重さもあります

ライティングでさらに美しくなる…が写真の技術が追い付かない

裏面

裏面は外箱と同じデザイン?模様?があしらわれています。この部分はウェイトプレートですかね。アクリルかガラスのようです。おしゃれですね~。

チルトスタンドはなく角度調整は不可。
滑り止めのゴム足が四隅についています。
柔らかめのゴムなので十分なグリップ感があり、本体も重いのでズレる心配はなし。

前面

前面左側にケーブルの差込口。
それ以外は特になにもありません。
若干奥まったところに差込口があるのでL字型のコネクタのケーブルは若干注意か。

キーキャップ

光を透過する透明素材のキーキャップですね。
ガーネットのような美しさです。

LEDライティングで美しさ倍増です。
指の触れる部分は適度にグリップ感あり。
文字の印字はほとんど段差を感じません。

各キーのサイズも一般的なサイズなので仮にキーキャップを交換したくなった場合でも探しやすいと思います。

キースイッチについて

スイッチはRAESHA製のRX-0183という磁気スイッチ。
押下圧はRAESHAの公式サイトによると初期35±10gf、ボトム45±10gfとのことですが実際に使用するともう少し重く感じます。
ステムは四角。ブレは少なめで安定感があります。
音量は押す時と離す時、どちらも小さいですが特に離す時の音の小ささが顕著です。
この静音性はかなり好み。

ソフトウェアについて

予めご了承いただきたいのですが、この項目は少し辛口です(笑)

DarmosharkのマウスはWEBドライバがあるのですが、マウスと違いキーボードはドライバのダウンロードが必要です。
それはいいとして、Darmosharkの日本公式にドライバのダウンロードリンクが見つからず。
Darmoshark中国公式サイトまで探しに行って、商品ページで見つけました。
まずここがマイナスポイント。

ドライバは日本語の設定はありますが、自動翻訳そのままなのかな?といった感じ。
テキストサイズなども最適化されておらず、文字がハミ出たり切れていたり。
挙げるとキリがないのですが気になった点を他にも挙げます。

アクチュエーションポイント、リセットポイントの設定がわかりにくい

いわゆるラピトリの設定ですが、これがまぁわかりにくいです。
どれくらいキーが押されてるか、リアルタイムに視覚的にわかる機能はあるのですが、どの地点で入力がONになったのか、OFFになったのか、などが一切わからず、ただバーが上下するだけです。
大体の他メーカーでは設定した値に応じてどの地点でON/OFFになっているのか一目でわかるようになっているのですが、このドライバではそれがわからないため数字を見て挙動を頭で想像しながら設定するしかありません。ここは強く改善希望です。
wootingや、最近でいうとGrabastarなんかも見やすく使いやすかったので参考にしてほしいところ。

キーマッピングにプリセット機能がない

ラピトリの設定はゲームごとに分けられるようにプリセットが3つまで設定可能なのですが、キーマッピングに関しては1パターンのみとなっています。
私の場合、ゲーム時はWindowsキーやcapsキーを別のキーに割り当てて誤作動を防ぎつつ有効に使えるキーを増やしているのですが、タイピング時はwinキーもcapsも使うので、プリセットで切り替えているのですがそういったことができません。
これはちょっと不便かな。

もはやよくわからない手振れ補正

ボトムでの意図しない入力切れと防ぐためのもののようです。

上部にある「手振れ補正」の項目をクリックするとドロップダウンでさらに手振れ補正が3つ表示されます(笑)
3つ出てくるのは強度の違いのようで、上から低・中・高になっていました。

流石にこれはちょっと・・・w

アクセシビリティはイマイチだが機能自体は悪くない

アクセシビリティの点では上述の通り残念な点が多いのですが、ラピトリ機能つきのゲーミングキーボードとしての機能は一通りついていて全く不足はありません。
ポーリングレートの設定(MAX8000kHz)、タキオンモードやユーザー自身でのキャリブレーションも可能。
アクチュエーションポイント、ラピットトリガー機能の調整、デッドゾーンの設定やキーマッピング変更はもちろん、DKSやSOCDなどのカスタマイズも可能です。

DKS=1キーで押し込む深さに応じて最大4つの入力を割り当て。
MT=1キーで、タップと長押しで別々のキー入力の割り当てできます。
TGL=いわゆる連射機能です。
RS=2つのキーの押し込みの深さを検知し、深い方を優先。両方底付きの場合は同時発動。
SOCD=2つのキーを設定し、その2つのキーが同時に押された時の挙動を指定できます。後入力優先機能ですね。RealForceではKillSwitch、SteelSeriesではRapid Tapなど、各社で名称が違います。
OKS=1キーに押し込みと離す動作それぞれに別のキーを割り当てできます。

カスタマイズもしっかり可能

実際に使ってみて

打鍵感

キー荷重が少々重めです。
ボトム付近はさらに重めなので、しっとりした打鍵感になっています。
ボトムに当たる前にスプリングである程度押す力が和らげられているようなイメージです。
しっかりと押す必要があるのでミスタッチは減るでしょう。
個人的には軽いタッチが好きなので、長時間のタイピングは若干疲れを感じます。
ですが指の使い方が違うためか、ゲームで使う分にはあまり重さを感じませんでした。

また、スイッチの軸ブレの少なさも相まってか、少し斜めに力を入れてもスっと下に押されます。しっかり確実に押せるので安定感があります。

打鍵音

スイッチ単体でもかなり静かでしたが、実際にキーキャップもついてタイピングしてみるとより静かに感じます。
音は高音寄りのパチパチとした音。
「高音が目立つ」のではなく、「中低音を削った結果、わずかな高音が残った」という表現が合うかな?

静かなキーボードが好きなのでこれはかなり好みです。

総評

項目個人的評価
見た目★★★★★★★★☆☆(8/10)
打鍵感★★★★★☆☆☆☆☆(5/10)
打鍵音(心地よさ)★★★☆☆☆☆☆☆☆(3/10)
打鍵音(音量の大きさ)★★★★☆☆☆☆☆☆(4/10)
性能・機能★★★★★★☆☆☆☆(6/10)
ソフトウェア★★☆☆☆☆☆☆☆☆(2/10)

キーボードそのものは見た目・機能面でも決して悪くないのに、ソフトウェアが足を引っ張りすぎてる印象。
正直、あまり人にオススメしようとは思いません。
利便性が犠牲になるのにわざわざこのサイズのラピトリキーボードを買う人って、ラピトリの数字いじったりもしっかりする人だと思うんです。なのにこのソフトウェアだと設定も一苦労です。
ソフトウェアが不満ない状態になれば、見た目の良さ、価格の安さもあってオススメできると思います。

再三になりますが、ソフトウェアを抜きにすれば決して悪くないんです。
ソフトウェアも使いにくいだけであって使えないわけでなく、キーボードそのものの機能を損なうものではないです。
ただやっぱり最近は国産だけでなく他の中国メーカーもしっかりしたソフトウェアを提供してきているのでここは頑張ってほしいなと思いました。

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